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ガーデン・エクステリア設計施工、メンテナンス
南大沢店・橋本店・相模原店

目隠しフェンス、どんな素材や種類がおすすめ?(施工例あり)

投稿日:2023年3月1日

たくさんの種類がある中、迷わないように

こんにちは!ザ・スタイル ガーデンデザインの佐藤です。

八王子・町田などの多摩エリアや、相模原・湘南・横浜など神奈川エリアでお庭のリフォームや新築外構の設計・施工を行っております。

 

さて、お庭の目隠し方法として、フェンスをご検討の方は多いと思います。
でも種類がありすぎて迷ったり、業者の勧めるまま設置してしまって後悔するケースも。

 

そこで今回は、目隠しフェンスの種類についてご紹介したいと思います。選ぶときの参考にしてみて下さいね。

 

この記事でわかること

  • 目隠しフェンスの素材や種類、用途別おすすめが分かる

 

1. 種類、製品選びの前に押さえて欲しいポイント

①いろんな場所からの目線を確認

お部屋のテーブルの上だけで考えたり(まさに机上の空論!)、窓から外をサッと見たりするだけとか、想像だけの判断は御法度です。

 

「お庭に降りて立った時」「リビングで床に座った時」「玄関を開けた時」「道路から見た時」等々、実際の色々な場所やシチュエーションを考慮しながら検討しましょう。

 

そうすれば、必要な高さや幅、フェンスのタイプなどが絞られてくると思いますよ。

 

②隣地との関係を確認

お隣への配慮も忘れずにしましょう。

 

たとえば南向きのお庭で、西側境界部に目隠しフェンスを設ける場合、フェンスの向こうがお隣のお庭であると日陰を作ってしまいます(少なくとも朝方は)。

 

また、お隣から見て高くそびえ立つようなフェンスだと、かなりの圧迫感や閉塞感を与えてしまうかもしれません。共にやりすぎには注意が必要です。

 

③お庭の調和を考えて

いくら実用性があっても、植物やその他使ってあるお庭の素材やデザインと調和が取れていないと、お庭としての美しさや過ごしやすさが台無しになってしまいます。

 

ただこれはお客様だけのご判断は難しいと思います。担当の設計者が、フェンス製品について的確なアドバイスができるかが肝心。

 

お互いの思い込みで残念な結果にならないよう、大きさ、素材、タイプ、色など、設計者とよく相談して決めて下さいね。

 

2. 目隠しフェンスの種類 素材編

①アルミ製

耐久性に優れ、軽量であることから多くのエクステリア商品に使われているアルミ。

最近では豊富な色や木目模様を生かした皮膜塗装をした商品も多く出ています。

 

加工しやすい素材ですが、カットしたり継ぎ足したりするデザインの柔軟性は低く、画一的なデザインになりやすいとも言えます。

 

そのため、どちらかと言えばスッキリ・カッチリとした印象のお庭やエクステリアと相性が良いです。

 

②樹脂製

アルミより耐久性は劣りますが、腐ったりしないので長期使用に耐えメンテナンスも殆どかからないのが特徴。

 

木目調フェンスのバリエーションも多くあり、アルミに比べカッチリしすぎず柔らかい印象でナチュラルなお庭に使いやすいと言えます。

 

フェンスのパネル部分は樹脂でも、枠や柱はアルミ製という製品も多いです。

 

横板を貼り付けて現場で作り上げるフェンスは、高さや幅、隙間を自由に決められるので人気があります。

 

③木製

なんといっても自然の木目、色、香り、手触りなど、人工素材には出せない温かみある風合いが特徴です。

 

反面、紫外線などによる変色、腐食など耐久性はアルミや樹脂より劣ります。

 

加工性に優れているので、細かなオーダーメードに対応しやすく状況によっては補修も可能です。

 

自然の経年変化を楽しみたい方や、お庭や志向にぴったりの特注品を作りたい方に向いています。

 

④その他の素材

枠や柱はアルミで、パネル部分がポリカーボネート(すりガラス調)になった、素材を組み合わせた目隠しフェンスもあります。

 

3. 目隠しフェンスの種類 タイプ編

主なタイプを以下の順でご紹介します:
①横板貼りタイプ
②縦格子タイプ
③ルーバータイプ
④ラティスタイプ
⑤スリットタイプ(角柱)


①横板貼りタイプ

横板貼りタイプの目隠しフェンス。

目隠し度合いが高く、今時のお家の外観にも合わせやすいので定番となっています。

 

現場で横板を貼っていくタイプの場合、高さや幅、隙間などの自由度が高いのも人気の理由。木目も綺麗ですね。

 

金額は、アルミよりも樹脂製(柱はアルミ)の方がリーズナブルです。ただ質感は異なるので現物をご確認くださいね。

 

②縦格子タイプ

縦格子の目隠しフェンスは、細い角材を縦に等間隔に並べたようなタイプです。

真正面からの目隠し効果は低いのですが、角度によっては完全な目隠しとなります。

 

光や風を取り入れつつ、空間のちょっとした仕切りを設けたい時などは軽やかでよく合います。

 

「高木で目隠ししたいけどスペースが限られていて・・・」という場所などには、この縦格子フェンスと低木・下草類の植栽を組み合わせると良いでしょう。

 

製品によっては隙間が広めのもの・狭めのものを選べるので場所によって使い分けも可能です。

 

③ルーバータイプ

柱やフレームの内側に細長い部材が、隙間をあけつつ斜めに重ねて貼ってあるフェンスです。

 

気になる視線を隠しつつ隙間から風が抜けるようになっているので、お隣への配慮や植物やお家への影響のご心配を少なくしたい場合に有効なタイプです。

 

④ラティスタイプ

斜めや縦の格子がクロスしたデザインのフェンスです。

製品によっては格子間の密度が高い(穴が小さい)タイプもありますが、総じて目隠し効果は低いのでしっかりした目隠しが必要な場合は要注意です。

 

反面、②の縦格子タイプと同様に軽く空間を仕切る場合はお庭に調和して使いやすいデザインと言えます。

 

つるバラなど、植物を絡ませたりするのも風や光を通しやすいので良いでしょう。

 

 

⑤スリットタイプ(角柱)

アルミや木材、樹脂の角柱を何本も並べて目隠しフェンスのように仕立てるのがスリットタイプです。

高さや角柱間の隙間はご希望の度合いに応じて自由に決められますので(限度はありますが)、お庭の植物や構造物などとうまく組み合わせるとさりげない目隠しとなるでしょう。

 

主流は耐久性のあるアルミ製で、沢山の種類の木目模様や色からお選びいただけます。


まとめ

いかがでしたか?

目隠しフェンスにはアルミや樹脂、木材などの製品があり、用途や設置場所に応じて様々なタイプがあることがお分かりいただけたでしょうか。

 

それぞれ、目隠しのご希望の度合いやデザインのお好み、そしてご予算によってお選びいただけます。

 

ただこれだけ種類があると、1つに絞るのは難しいと思います。

そんな時は、迷わないように最初にお伝えした大切なポイントを思い出して下さい。

 

目隠しはお庭だけでなく、普段の生活にも影響しますので大変重要です。
ご検討の際は、商品知識のある専門の設計者にご相談ください。

 

更に、お庭の目隠しに失敗しないためのご検討のポイントをまとめてあります。
よろしければ読んでみて下さいね。→「お庭の目隠し。気になりだしたら読んでおいた方が良いこと」

 

 

目隠しフェンスの施工事例もご覧ください → 目隠しフェンス 施工事例

 

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