こんにちは!ザ・スタイル ガーデンデザインの佐藤です。
お庭をどうにかしたい!ってお気持ち、多くの人にあるのではないでしょうか。
100件あれば100通り、色んなお悩みがありますが、一般的な住宅地の庭付き戸建てのばあい大体ご相談事は似通ってくるものです。
そこで今回は、寄せられるお庭の相談ごとTOP3と、それらの解決策を簡単にお伝えしたいと思います。
この記事でわかること
- よくあるお庭のご相談 TOP3
- お悩み解決策
お庭づくりに興味がある方のヒントになればと思っています。
相談しようかな・・・と思い始めたら、ぜひご参考になさってくださいね。
よくあるお庭のご相談 TOP3
(1)手入れを楽にしたい(雑草対策、庭木の管理)
「思ったより雑草取りが大変」「樹が大きくなりすぎて手に負えない」等々。。
これはやはり、どなたでも感じることですよね(永遠のテーマ?かも)。
DIYでレンガ敷きなどチャレンジされるケースも多いですが、劣化したり中途半端になってしまったりと、「もう庭に出たくない・・・」なんてお声もよく聞きます。
解決策は色々ありますが、なんと言っても土面を減らすことが最も効果的。
とはいえ、全面コンクリートに・・・なんていうのは極端すぎますので、土面と舗装面の配分を考えつつ、デザインをまとめるのが良いでしょう。
お庭の地面の構成を見直し、素材を組み合わせながら理想のお庭に近づけていってみてください。
こちらの記事もご参照ください → 「雑草の少ないお庭にする秘訣【おすすめ素材3選も】」
また樹木については、3〜4年くらいはまだ大人しいと安心していると、その後本格的に根を張ってぐんぐん大きくなります。
植物も生き物ですので、完全にほったらかしという訳にはいきません。
ましてや、「お庭」という人間が作った空間に自然の生き物を植えている訳ですから、剪定などで整える必要があります。
たとえ年1回でも(理想は2回くらいですが)、例えば毎年11月〜12月頃に植木屋さんに頼んで根本的に剪定をすれば、樹木の骨格が整ってきますのでそれほど酷い暴れ方はしなくなります。
10年以上経ってくると樹と樹の間もだいぶ狭くなってきますから、状況によっては間引く(例えば高木が6本あれば、4本くらいに減らすなど)のもおすすめです。
雑草防止・ぬかるみ防止の事例はこちら
(2)庭に目隠しがしたい
「リビングから向かいの玄関が見える」「庭に出ても道路からの視線が気になる」など、お庭リフォームのきっかけにもなる事も多い目隠しのお悩み。
解決策はやはり目隠しフェンスが中心ですが、ご検討は慎重にすべきです。
重要なのは「何を、どのくらいの加減で隠したいか(隠れたいか)」をしっかり考えることです。
高さ、幅、隙間など、「程良い」着地点はなかなか難しいのですが、業者さんとよくご相談ください。
タイプ(横板や細い縦格子、半透明パネル、等々)や素材(アルミ、樹脂、木材等)も様々なものがあって迷ってしまうと思いますが、なんとなくで決めてしまうと肝心の目隠し効果が得られなかったり、逆にやりすぎてお庭やお家に合わないものになってしまう場合もあります。
また、樹木で目隠しする場合も多いです。
ただ、樹木「だけ」で安心を得られる目隠しをするのは、意外と難しいもの。
生き物は思ったように育ってくれないですし、また目隠し以上に育ち過ぎて手に負えなくなってしまうこともあります。
そこで樹木での目隠しの際は、フェンスなどの構造物と組合わせるとお互いを補い、また引き立て合うのでおすすめです。
(3)庭を有効利用したい(デッキ、テラス、屋根など)
「庭のある家に住んでるけど、思ったより活用できていない」「庭に出るのは好きだけど、なんだか落ち着かない」、こういうお悩みです。
これには、2つの原因があると思います。
1つ目は、そもそも活用できるお庭の作りになっていないこと。
例えば3点セットのごとく、芝生、植栽、デッキが並んでいるお庭は一見「らしさ」がありますが、実は「万人向けで何でもできそうで出来ない」空間だったりします。
反面、ライフスタイルに合わせて動線や植栽等の配置、滞在する場所などを計算してオーダーメイドで作ったお庭は活用できる空間になり得ます。
2つ目は、活用しようと思って作ったものに何か過不足がある場合です。
例えば、デッキを敷地いっぱいに作ってテーブルセットを置いたけど、全然落ち着かなくて数回しか使っていない・・・という場合。
おそらく、隣地や道路からの視線を遮るものがなく、居心地が悪いのでしょう。
また、お花いっぱい育てたいから花壇が欲しい!とレンガの大きな花壇を作ったけれど、植え替えや除草などお世話が大変すぎて全然お庭に出なくなった・・・など。
全てを網羅するのはなかなか難しいですが、少なくとも構想や設計段階で様々なシチュエーションを考慮しておかないと、活用できず「こんなはずじゃなかった・・・」という残念な結果になってしまいます。
とはいえ、ライフスタイルやお好みは数年おきに変わっていくもの。
そういう変化に対応できるようにしておくことも大事です。
いかがでしたか?
涼しくなり、今までよりお庭を楽しみたい、おウチ時間を大切にしたい、という方が多くいらっしゃいます。
やみくもに始めるのではなく、ポイントを押さえることがリフォーム成功の近道です。
お庭の悩みを解決したいという方は、本記事を参考にしてみて下さいね。
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