こんにちは!ザ・スタイル ガーデンデザインの佐藤です。
お庭ができてしばらく経つと出てくる雑草問題。
「先週草刈りしたばっかりなのにもう生えてる!」「お父さん全然やってくれないし(怒)」
なんて、誰にとっても雑草取りの手間は嫌なものですよね。
とはいえ、お庭を持つからには避けては通れない、手間や時間のかかるもの。
今回は、それをできるだけ軽減するお庭の構成や、素材についてお伝えしたいと思います。
この記事でわかること
- 雑草の悩みの少ないお庭の構成(秘訣)
- 雑草防止の施工 おすすめ素材3選
せっかく好きでお庭付きのお家に住んだのに、お庭嫌いになってほしくないものです。。。
お庭の雑草なんとかしたい!と思っているあなた、ご参考になさってくださいね。
1.雑草の少ないお庭にするには(構成の秘訣)
雑草が良く生える場所を想像してみてください。
もちろん一番多いのは、土面(植栽面や芝生含む)ですよね。
雑草は、その種が風などの力で土面に運ばれてくると、かなりの確率で発芽します。
(何千何万という数なので、ほぼ100%と言えると思います^_^; )
単純な話なのですが、雑草の少ないお庭にするには「土面をいかに抑えるか」が秘訣となる訳です。
ただ、「じゃあ全面コンクリートで埋めてしまおう!」となると、季節感や風景といったお庭らしさが無くなってしまいますよね。
管理しやすく長く楽しめるお庭には、土面(=植栽部分)と機能性・デザイン性を備えた舗装面のほどよい構成バランスが必要なのです。
全体として、土面を2〜3割、舗装面を7〜8割程度とするとちょうど良いバランスになっていると感じます。
もちろん、舗装面といってもその中にはアプローチ、テラス、デッキなども含まれるのでそれらをうまく調和させるデザインが大切です。
以下、その舗装素材にはどんなものがあるか、おすすめのものを3つ見ていきましょう。
2.雑草防止の舗装素材 おすすめ3選
1.透水性の舗装材
お庭を舗装する際は、通常勾配をつけて水の捌け口をつくります。
ただ、境界部などブロックで仕切られて堰止まっている箇所も多いもの。
そういうケースでは、透水性の舗装材(平板やインターロッキング)を使うのが有効です。
近頃は自然石のような凹凸や色ムラをリアルに表現しているものもあり、特にリフォームでは既存物との調和や植栽部の形状に合わせやすいのが特長。
雑草防止効果も高く、降雨時も水捌けが良いのでお庭の足元が快適になります。
また、タイルなどのように基礎コンクリートが要らないので、比較的リーズナブルに施工ができます。
2.石貼りなど自然素材
自然の重厚感ある質感が魅力の自然石。形状は乱形、四角形、長方形など色々あります。
素材自体は水捌けしないため使用箇所には注意が必要ですが、リビング前や玄関前、アプローチなど「ここぞ」という箇所にポイント使いするとよいでしょう。
目地も隙間なくセメントで埋まりますので、防草効果は抜群です。
3.砂利、もしくは人工芝
メインにも使えますが、どちらかというと上記1、2のような素材のつなぎ役に使うと効果的です。
見た目も固くなく、素材自体の水捌けも問題ありません。
ただ、施工後数年経つと(私の経験では3年目以降でしょうか。。。)、飛んできた土が蓄積し、そこに雑草の種が落ちて所々雑草が生えやすくなります。
私はお客様に必ず説明しますが、それをご承知の上で取り入れるのは良いと思います。
以上、大きく分けて3種の素材をご紹介しましたが、実際には水捌けや動線などを考慮しつつ、色々な素材をうまく組み合わせながらデザインすることが多いです。
結果、お手入れしやすく過ごしやすい、季節感も(ご希望やライフスタイルによって調整)楽しめるお庭になります^ ^
3.まとめ
では、この記事のおさらいをしてみます。
1.雑草の少ないお庭にするには、土面と舗装面の構成(良いバランス)が大切
2.雑草防止の舗装素材は、特性とお庭のデザインを考えいくつかを組合せるのが良い
いかがでしたか?
ライフスタイルによってバランスは異なると思いますが、お庭は「歩いて」「座って(ベンチなどに)」「眺める」、そういう接し方で考えると土面と舗装面(雑草が生えて欲しくない場所)の程よい割合が導き出されると思います。
とはいえ、それをデザインにしていくのは中々難しいもの。
そのために、私たちガーデンデザインがおりますので、お気軽にご相談くださいませ!
雑草防止の施工例はこちらをご参照下さい「雑草防止 施工事例」
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