「人工芝を効果的に」

まず、メインとなる庭の面積は、お子様がつまずいてしまう可能性があるブロックで囲われた花壇や段差を撤去して、フラットな広々としたスペースを確保しました。

最初は人工芝をほぼ全面に敷くご希望でしたが、それでは単調な景観になってしまうため、おすすめできませんでした。また、将来の劣化や張り替えのことも考えると、全面をやり直すことは避けるべきです。

そこで、今回は、地面には水はけと雑草防止効果の高いレンガ大の舗装材を約7割使用し、人工芝と組み合わせてデザインしました。自然石のような質感を持たせることで、美しい景観を演出しています。緩やかなカーブをつけることで、庭に奥行き感を出しています。

この方法であれば、将来、人工芝を交換する時が来たとしても、再び人工芝を貼り直すことができますし、色や大きさの異なる舗装材を使ってリフォームすることもできます。デザインのバランスを崩すことなく、選択肢を広げておくことができるのです。

当社のポリシーは、お客様のご要望を受け止めつつ、将来お客様がお困りにならないようなデザインに心を注ぐことです。このように、お客様にとって最適なデザインを提供することが、ザ・スタイルガーデンデザインの目指すところです。