こんにちは!ザ・スタイル ガーデンデザインの佐藤です。私たちは東京・神奈川の多摩・湘南エリアを中心に、お庭や外構のリフォーム・新築外構工事を数多く手がけています。
「家の印象がなんとなく野暮ったい」「新築したけど外構で後悔している」——そんな声をよく耳にします。外構は住まいの“顔”であり、街ゆく人にも住む人にも印象を与える大切な空間です。実は、ちょっとした工夫やデザインの視点を取り入れるだけで、家全体の雰囲気が一気に洗練されることもあるんですよ。
というわけで今回は、外構のプロである私たちが実践している「おしゃれな外構工事を成功させるための秘訣」をお届けします!
目次
1. 「家のテイスト」と外構の一体感を重視する
まず大前提として、外構は建物と調和してこそ「おしゃれ」に見えます。
モダンな外観にナチュラルな木製フェンスが合うとは限りませんし、和風住宅に無機質なアルミ素材は違和感を生むことも。
建物の色味、素材感、屋根の形、窓の位置などを細かく観察し、そこに自然に溶け込むような素材選びやライン取りをすることが、おしゃれな外構への第一歩です。
2. 視線の“流れ”と“止め”をデザインに取り入れる
ただデザインが美しいだけでは意味がありません。
人の視線がどう動き、どこで止まるかを考えてゾーニング(空間の区切り)をすることで、外構空間に奥行きとリズムが生まれます。
たとえば、門柱を少し斜めに配置してアプローチに誘導したり、植栽を配置して外からの目線を柔らかく遮ったり。こうした工夫で、使い勝手と美しさを両立させることが可能です。
3. 素材の組み合わせは“引き算”が基本
デザイン性の高い外構を目指すと、つい色や素材を盛り込みすぎてしまいがちです。
しかし、上質さを感じさせるには「引き算」が重要。あえて余白を作ったり、素材を統一することで、落ち着きと洗練された雰囲気を出すことができます。
例えば、コンクリートと木目、グレージュとブラックなど、相性のよい2〜3素材で構成するのがおすすめ。ポイントで植栽や間接照明を加えると、空間がぐっと引き締まります。
4. プライバシーを守りながら“閉じすぎない”目隠し
通行人の視線が気になるからといって、壁で完全に囲ってしまうと、かえって圧迫感や防犯面の不安が出ることもあります。
そこで活躍するのが「隙間のある目隠しフェンス」や「植栽による柔らかい目隠し」。
適度に光や風を通す設計にすることで、開放感とプライバシーの両立が可能になります。また、背の高い塀を使う場合は色味や厚み、ディテールにこだわることで、圧迫感を減らす工夫もできます。
5. 昼と夜で変化する“照明演出”の力を活用
照明は、日中とは違った雰囲気を演出できる“魔法のツール”です。
玄関周りやアプローチ、シンボルツリーをライトアップするだけで、夜の外構がドラマチックに生まれ変わります。
また、防犯対策にもつながるため、機能性と美観を兼ねた重要な要素でもあります。最近ではソーラー式や人感センサー付きの照明も増えており、手軽に導入できるのもポイントです。
6. 外構は「住み心地」まで影響する
外構は単なる飾りではなく、実際の生活に直結する空間でもあります。
たとえば、雨の日でも濡れずに玄関へ行けるカーポートの配置、段差を解消したバリアフリーアプローチ、お子さまが安全に遊べる庭のレイアウト——こうした細やかな配慮が暮らしの質を左右します。
だからこそ、おしゃれであると同時に“使いやすさ”“安心感”をしっかり設計に落とし込むことが必要なのです。
7. プロに相談すると見えてくる“最適解”
SNSや雑誌で素敵な施工例を見つけても、自分の家にそのまま当てはまるとは限りません。
(ネットの情報がありすぎて、迷子になってしまっている方が多いですね・・・)
土地の形状、方角、建物との距離、周囲の環境など、条件はひとつひとつ異なります。
私たちは、ご相談を受けた際にまず現地をしっかり確認し、お客様の生活スタイルや好みに寄り添ったご提案を行います。
思い描いていた以上に“自分らしい”外構が実現することも多々ありますよ。
まとめ:外構デザインは「暮らしと家の完成形」
家を建てるとき、多くの方は室内にばかり目が向きがちですが、外構こそ「家の印象」を決め、「暮らしの快適さ」を左右する大切なパーツです。
後回しにせず、最初から住まいの一部としてしっかり考えていくことが、満足度の高い住まいづくりにつながりますよ。
おしゃれで機能的な外構づくりをお考えの方は、ぜひ私たちザ・スタイル ガーデンデザインにご相談ください。
豊富な実績とご提案力で、あなただけの素敵な住まいづくりをサポートいたします!