こんにちは!ザ・スタイル ガーデンデザインの佐藤です。
私たちは、八王子、町田、調布などの東京多摩エリアや、相模原、川崎、湘南、横浜の神奈川エリアで、お庭のリフォームや新築外構のデザイン・設計・施工を専門としています。
さて最近、EV(電気自動車)への関心が高まってきていますね。しかし、自宅の駐車スペースに充電設備を導入する際の不安や疑問を持つ方も多いでしょう。
そこで今回は、外構業者の視点からEV充電設備導入の際のチェックポイントや注意点について書いてみたいと思います。
1.EVを購入しようと思い立ったとき、よくあるお悩み
まず真っ先に思うのは、充電設備(インフラ)と充電環境(スペース)についてではないでしょうか。例えば:
①自宅の駐車スペースに充電設備を設置できるのか?
②200Vの電源は必要なのか?
③エクステリアや駐車場のリフォームは必要?どれくらいの規模なのか?
これらの回答が得られれば、漠然とした不安をまずは払拭できそうですね。
2.チェックすべきポイント
①駐車スペースの確認
まずは当たり前ですが、EV車両を駐車するスペースが十分にあるかを確認しましょう。メーカーや車種によってかなりの違いがあります。
そして何よりも大事なのは、充電器の設置位置やケーブルの取り回しも考慮する必要があることです。充電口が左側・右側・前方・後方など車種によって違いがあり、「自宅で充電する」ことを考えると、将来別のEVを購入する際の仕様の想定も必要だったりします。
②200V電源の確認
高速充電を行う場合、200Vの電源が必要です。既存の電源やアンペアがそのまま使用できるもものか、増設などする必要があるかを確認しましょう。
③エクステリアの調整
充電器の設置に伴い、エクステリアの配置やデザインの変更が必要な場合もあります。
地中にケーブルを通したり既存の壁を壊したりなど、電気業者と私たちエクステリア施工業者との連携も必要になるかもしれません。
まずは車のメーカー、そして電気業者と相談しながら、最適なデザインを考えましょう。
④安全性の確認
充電設備の設置は、安全性が非常に重要です。適切な設置位置やケーブルの取り回し、保護装置などの安全対策をしっかりと行うことが肝心です。
3.業者と話を進めるときの注意点
①専門知識とユーザー目線を持った業者を選ぶ
EV充電設備の導入には、電気工事の専門的知識や経験はもちろんですが、ユーザー目線も非常に大事です。EV充電を快適かつ安全に行えるよう配慮のある専門店を選ぶことで、安心して作業を任せることができます。
②費用の明確化(長期的コスト目線で)
普通充電設備は初期コストは低めですが、充電時間が長くかかります。長い目で見て、利便性や将来性を考えて多少コストの高い高速充電設備を選ぶなど、予算や将来のカーライフを考えて適切な選択眼を持つようにしましょう。
③アフターサポートの確認
設備導入後のメンテナンスやトラブル対応について、業者との取り決めをしっかりと行いましょう。
まとめ:
EVの購入を検討する際、自宅の駐車スペースに充電設備を導入することはエクステリアやお庭とのつながりもあることから、十分な配慮が必要となります。
上記のチェックポイントや注意点を参考に、安心してEVライフを楽しむための準備を進めてください。