こんにちは!ザ・スタイル ガーデンデザインの佐藤です。
ご新築の時から土のままで放置してしまったお庭。「なんとかしなきゃ・・・」と思っていませんか?
お家の購入時は何かと忙しく、お庭の事まで考えていられない!というケースもありますよね。
特に、デザインなどをハウスメーカーやその外構屋任せにしたくない!というこだわりのある方が多いものです。
ただ、数ヶ月、数年経ってくると「そろそろ何かやらなくては・・・」と思う方も多く、私たちもこのケースは年間何件も相談を受けています。
そこで今回は、土のままのお庭を素敵なお庭空間に変えるおすすめの方法をお伝えします。
これを読めば、お庭づくりの段取りや、どんな施工方法があるか学べると思いますよ。
今さら面倒・・・と思わずに、ぜひ参考にしてみて下さいね。
この記事でわかること
- 土のまま手付かずだった庭の工事、その進め方と施工方法
1.まず、現状のお困りごとをリストアップ
お庭面が土のままだと、雨の時お家に泥が跳ねたり玄関周りが汚れてしまったりしますよね。
また逆に、乾燥していると土埃が舞って窓ガラスのお掃除が大変になることも。
ひどい時は、ご近所トラブルになるケースもあります。
まずは、優先度を決めるために「これは絶対にやっておきたい」というものをご家族内で決めておきましょう。
これは素材を何にするか、デザインをどうするか以前に大切なことです。
2.お庭(地面)の施工方法
土の庭面を整えるための施工方法は、実に沢山あります。
ただ、あなたの好みや必要性(自転車置き場など)など多くの条件を満たしつつ、デザインとしてまとまりがないと、「ただ土の庭を埋めた」ようになってしまいます。
たとえば、構成として以下のものがあります:
・芝貼り
・植栽(庭木)
・花壇
・砂利
・タイル貼りなどのテラス
・自然石貼り
・インターロッキングやレンガ
・コンクリート
このような素材を特性を考えて使っていく訳ですが、組合せやどんな形にするかは中々難しいものですので、ガーデンデザインのプロに任せたほうが良いでしょう。
例えば、お庭の水捌けやあなたが植物の手入れにどの位時間をかけられるかなど、十分なヒアリングの上で素材や形を検討する必要があるからです。
決して、「窓の前はタイルで、あそこはレンガで、庭木は2、3本、この辺りは砂利でいいかな。。」という、素材のレイアウトをあなたが考えて業者に指定、という事はしないで下さい。
なぜなら、多くの業者は言われた通りそのまま施工してしまうからです・・・。
(「お客様の要望に応える」と言えば聞こえはいいですが、責任の押しつけですからね)
3.で、おすすめは何なの?
これまで3千件弱のお庭と関わってきましたが、基本的にオーダーメイドであり、それらは全て同じではありません。
よって、「ズバリおすすめはこの商品です!」と家具や家電のように言えないものなのです。
ただ、1つの例として割と多くのお庭に当てはまる、おすすめの基本構成はあります。
(もちろん、立地やお好み、家族構成などによって幅はあります)
それは、「植栽(=土面や芝)を3割程度に、残り7割程度を舗装資材にする」構成です。
舗装資材とは2.で書いた「タイル貼り、自然石貼り、インターロッキングやレンガ」といったものです。
それらを数種、数色組合わせて全体を1つのデザインにします。
ちなみに砂利は、できれば広い部分には使わず、各素材のつなぎ役につかう程度にするのがおすすめです(防草シートを貼っても雑草は意外に生えます)。
以上、手付かずで土のままだったお庭の施工について、一歩進めるための情報をお伝えしました。
決まりはないのですが、ただ守らないと後で後悔する結果になる・・・というデザインの鉄則みたいなものはありますので、宜しければご相談ください^ ^
なお個人的には、お庭を作るのはご入居されて、少なくとも春夏秋冬を過ごされてから検討なさるほうが満足のいく結果になると思います。
今、土のままのお庭で悩んでいる方は、気を落とさずに(笑)、前向きに考えて下さいね!
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