こんにちは!ザ・スタイル ガーデンデザインの佐藤です。
今年もいよいよ年の瀬、皆さまお仕事の締めやお掃除などに大忙しのことでしょう。
そんな中ではありますが。。。お庭のことも忘れないで下さいね^ ^
今日は、寒くなると忘れられがちな冬場の庭木のお手入れについてお伝えします。
まぁ人間社会と違って庭木達には「年末の締め」というのがありませんから、年明けにゆっくりやって頂ければ大丈夫です。
この記事でわかること
- 冬場の庭木のお手入れ方法3つ
冬場も、お日さまが出て風の無い日は意外と暖かいものです。
お正月明け、気持ちの良い空気のなか、運動がてらお庭に出て実践してみて下さいね。
1.剪定
毎年、寒くなってくると「冬に剪定しても大丈夫?」という質問を頂きます。
答えは「いつでも可能」です。
何故ならお庭はある意味、人間の都合で作った自然“風“の空間であり、家と密着していますのでそこを綺麗に整えたい、ということであれば真冬でも真夏でも剪定するしかない訳です。
(特に年末はお正月に向けて綺麗にしておきたいですよね)
ただ、種類や鑑賞の目的によって剪定方法は変える必要があります。
教科書的に言えば細かい区別がありますが、簡単に言えば
「落葉樹」・・・比較的強く切って形や大きさを変えてもOK
「常緑樹」・・・強く切り過ぎると枯れたり葉が大量に落ちてしまうことがあるので、軽く間引いたり枝先を整える程度にしておくのが無難です。
それと多くの花木は来年の花芽を既に付けているので、お花を楽しみたい場合は落葉樹・常緑樹共に花芽切り落とさないように注意して作業する必要があります。
(とはいえある程度は犠牲にしないと全く切れないので、メリハリを付けて)
理想は庭木1つ1つに合わせて適切な時期に。。。となる訳ですが一般のお宅で年に何度も手を入れるのは現実的でないでしょう。
おすすめは、梅雨頃と年末の年2回のお手入れです。
コンスタントにお手入れすることで、樹形維持、開花、病害虫予防につながります。
2.肥料やり
樹木には春以降に葉を芽吹かせたり、花を咲かせるため、大量のエネルギーが必要です。
理想的には、1月〜2月に緩効性の肥料をやるとちょうど休眠期が明ける春に効き目が出て、効果的です。(更に花後にやった方が良い樹木もあります)
地味な作業ですが、たとえ冬の年1回でも成長に影響が出ますので、お庭の点検がてらやってみてはいかがでしょうか。
3.水やり
水やりも、冬場に「必要なの?」とご質問をよくいただきます。
答えは「やらないよりやった方がずっといい(冬の乾燥を忘れられがち)」です。
夏の猛暑時の乾燥は分かり易いですが、実は冬もかなり土の中は乾燥していて後々冬の水ぎれが原因で枯れることもあります。
クリスマス頃〜2月頃の期間、2週間くらい雨も雪も降らないことも結構あるんですよね。
ただ、一度保湿されれば夏場よりずっと乾きにくいので、頻度や量はかなり少なめに、1週間くらい雨や雪が全く降らなければちょっと気にしてあげるくらいで良いでしょう。
なお、低温で凍ってしまいますので水をやる時はお昼過ぎごろが良いでしょう。
以上、冬の庭木のお手入れについてご紹介しました。
迷われたら、お気軽にご相談くださいね。
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