こんにちは!ザ・スタイル ガーデンデザインの佐藤です。
「せっかく庭を作ったけど。。。」「庭付きの新築に越してきたのに。。。」
と日々思いつつ、「なんか使いづらくて、庭を使ってないなあ(もったいないんだけど)・・・」と思っている方は意外に多いものです。
本当はテーブル出してお茶したり、チェアーで昼寝したりしたいと思っていたものの、
イメージとは違い何だか億劫になってしまうのは何故でしょうか。
数多くのお庭づくりのお悩みにお応えしてきた結果、その原因と対処法はいくつかのポイントにまとめることができると思っています。
今回は、3つに絞って「使えるお庭になる秘訣」をお伝えしたいと思います。
この記事でわかること
- お庭が使いづらくなってしまった原因
- 使いやすいお庭に変える秘訣3選
色々試して見たいけど何から手をつけたらいいか・・・とモヤモヤしている方、ぜひご参考になさってくださいね。
1.イマイチ使いづらくなってしまったその原因
(1)よく考えず業者任せにしてしまった
こう書いてしまうと、お客様に落ち度があったように見えますが、そうではありません。
設計施工業者の役目は、ご要望を最大限引き出しつつ、お庭の状況に合わせたプロとしての内容をご提案するもの。
ましてや庭の構造物は室内の家具などと違って、一度作れば簡単に移動したりできませんからね。
細かな配慮が欠けていると、イメージとのギャップが生まれて、使いづらい結果になってしまいます。
(2)ライフスタイルや環境の変化
10年も経てば、ライフスタイルや趣味・好みは大きく変わりますよね。
お庭で言えば、自転車の数、お車のタイプ、育てたい植物の種類、過ごし方の変化等々、作った当初とはニーズが合わない箇所も出てきます。
また、空き地だった隣地に家が建ったり建て替えがあったりと、周辺環境の変化によって対策が必要な場合もあります。
(3)DIYが中途半端になっている
恐縮ですが・・・、これも意外と多いパターンです。
ホームセンターで何でも揃いますが、数多くの道具類、大量に必要な資材など、思ったよりだいぶ大変で(かなりの週末が潰れてしまうような。。)途中でギブアップ。
残念ながら、そのまま放置で使えないお庭になってしまいます。
2.使いやすいお庭に変える秘訣3選
使いやすいお庭の肝心な要素は、絞れば下記にまとまると思います:
「安全で歩きやすい」
「手入れがしやすい」
「居心地が良い(庭に出たくなる)」
そういう空間を作る秘訣はいくつかありますが、主要な3点を挙げてみます。
(1)歩くところは舗装する(土面との切り分け。樹木整理も)
他の記事でも何度かお伝えしていますが、人が歩いたり滞在(テーブル・チェアを置いて座ったり、お花の手入れをするために立ったり)する地面は、何かしらで舗装するのが秘訣です。
原則、植物以外の部分は舗装しておかないと、靴裏に土がついて玄関を汚したり、雨が降れば泥々になったりと、使いづらい・・・というか庭に出たくなくなりますね。
(2)プライバシーをしっかり守る(目隠しフェンスなど)
こちらもご相談が多いものですね。
状況やお好みにもよりますが、「絶対に隠したい/隠れたい」場所は横板フェンスなどでしっかり目隠ししないと、後々ストレスが残り、結局使えないお庭になりかねます。
使うシチュエーションに照らし合わせてしっかり検討し、ぴったりのものが出来ることで、お庭が身近なものになりますよ。
(3)段差の解消(手すりも)
「お部屋から庭面への段差」「庭面から駐車スペースへの段差」「玄関ポーチから庭面への段差」等々、お庭には色んな段差があります。
毎日何度も使う場所ではないから・・・いやだからこそ、そこを解消することで今まで億劫だったお庭へのワンステップが身近になれば、付加価値が高いと思います。
手すりもたいていの場合、後付け可能です。転ばぬ先の・・・ということで安心感を得てはいかがでしょうか。
いかがでしたか?
庭がもったいないなあ。。でも何をやったらいいか分からない。。。といったモヤモヤは少し晴れましたでしょうか?
ただ実際に、上記の秘訣を元にどんな施工法で、どんなカタチがベターか・・・と具体的に考えるのは中々難しいものです。
そのために、お庭のコーディネーターである私たちガーデンデザイナーがおりますので、お気軽にご相談ください。
お庭のリフォームなど、施工事例はこちらをご覧ください→「施工事例ページ」
ご質問やお問い合わせもお気軽に! お問合せフォーム