こんにちは!ザ・スタイル ガーデンデザインの佐藤です。
ご新築の方も、リフォームの方も、外構の目隠し方法については色々迷われているのではないでしょうか。
ご相談に来られる方の中には、すでに施工していて「なんかしっくりこない」「思ったのと違った!」と作り直しを依頼されることも(もちろん弊社施工ではありませんよ)・・・。
目隠しは、かなりよく考えて作らないとお庭全体が残念な結果になるかもしれない、とても大事な部分にも関わらず、安易に考えて(業者側も情報を提供せず)作ってしまうケースも多いものです。
そこで今回は、失敗を防ぐためのポイントについてお伝えします。
いずれも、相談会でのヒアリングで丁寧にお伝えすることばかりです。
参考にしてみて下さいね。
この記事でわかること
- お庭の目隠しを検討する上で、失敗を防ぐためのポイントが分かる
『 お庭の目隠し失敗を防ぐ、4つのポイント』
せっかくお金をかけるのですから、後悔したくないですよね。以下のポイントは最低限おさえましょう。
1.ひとつの場所だけで判断しない
お庭の目隠しが必要なシチュエーションは様々です。そこで大切なのは、「必ず色々な視点から見て検討する」ことです。
例えばお部屋の中の窓際と奥では見え方(見られ方)が全然違いますし、一歩お庭に出ただけでも感覚が変わります。
室内でもリビングから、ダイニングから、キッチンから、ソファーに座ったり立ったり等・・・色々な場所から外を見て判断しましょう。
2.製品を選ぶ前に自分なりの基準をもって
隠したい場所やシチュエーションが決まってから、フェンスなど製品の検討を始める際にも注意が必要です。
目隠しの必要な場所に対して、高さや幅、目隠し度合い(きっちり目隠しするか、軽く空間を仕切る程度にするか)などをご自身の目や感覚で決めておくことが肝心です。
なんとなくで頼んでしまうと、業者都合で目的に全く合わないものが出来、「こんなはずじゃなかった!」となってしまいますよ。
3.フェンスの場合はどこまで隠れるか、タイプをよく確認
目隠しフェンスには非常に多くの種類と製品があります。
横板タイプ、縦格子タイプ、曇りガラス調など・・・ 材質も様々で目隠しの度合いも異なります。
隠したいならしっかり隠れるものにしないと後々困りますし、逆にやりすぎた・・・というのも嫌ですからね。
上記2.のしっかりした判断基準を大事にしつつ、特長を良く知るプロの設計者とよくご相談ください。
4.植栽の場合は、将来の大きさやメンテナンスも考慮して安易に植えない
庭木による目隠しは一番手軽と思われがちですが、樹種の選びかたや場所(空間の広さや生育に必要な環境)、将来のお手入れの事を考えると実は一番難しい方法です。
特に最初は枝葉が密集していないため、目隠ししたいからと間隔を狭く何本も植えてしまうと、後になって茂りすぎて管理が大変になります。
また逆に、想像していたより育たなくて目隠しにならず、結局抜いてフェンスに変えた・・・なんてケースも多いので、単に手軽だから・・・と思わないでくださいね。
以上、お庭の目隠しの失敗を防ぐポイントを挙げさせていただきました。
いずれも、お庭や外構づくりを成功に導くには基本であり、とても大事なことです。
裏を返せば、ご相談時にこういう話は飛ばして「フェンスはどのタイプで、どのくらいの大きさにします?」などと最初に聞いてくる業者は避けたほうが良いと言えるでしょう。
目隠しの他に、お庭づくりの準備で大事なことはもっともっとありますので、分からない事があればお気軽にご相談下さい。
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