こんにちは!ザ・スタイル ガーデンデザインの佐藤です。
夏の間、強い日差しで暑くて庭に出られない。せっかくの庭、もっと活用したいのに・・・。
日除け方法をいろいろ調べたけどなんだか面倒臭そうで。
ラクしてできる、手軽な日除の方法ってないかしら??
このようなお悩みに答えます。
この記事で分かること ・ラクして出来る、お庭の手軽な日除け方法3選 ・お庭に日除けがあると、変わるコト |
夏になると急激に増える、お庭の日除けのご相談。
お庭の設計の中で意外と見過ごされがちな部分で、夏になって「さあ大変!」となるんですね。
ただ、夏限定の問題でもあるので付けたり外したりがラクで、または置くだけ、というものでも十分だったりします。
今回は、そんな手軽な日除方法に絞って紹介したいと思います。
お庭の日除けの悩みを解決したい!と思う方は、ぜひご参考になさってくださいね。
1.シェードタイプ
引用元:タカショー クールシェード
おなじみの?日除け用シェードですね。ホームセンターでも様々なサイズが販売されています。
たいていの場合、ロープ(細い紐)が同梱されていて、それを家側と外側のフェンスなどに長さ調整しながら取り付けます。
割と皆さん悩まれるのが、家側にどう取り付けるかです。
「ベランダの手すり」
「雨樋」
「物干しの金具」
等々、既存にあるものや条件がちょうど良くなかったりするんですよね。左右のバランスが悪かったり・・・。
そんな時は、サッシ枠など頑丈な部分に、金具を瞬間接着剤で取り付けてしまうのもおすすめ。
ステンレス製なら悪目立ちしません。
D型の金具を使い、シェードのロープ端にカラビナをつければ脱着も簡単です。
また、外側(家とは反対側)はフェンス等頑丈なものにロープで固定も良いですが、ちょうど良いポイントが無ければ地面に置いたブロックなどに結びつけるのも良いでしょう。
高さは低くなりますが、正面からの日差し除けと同時に目隠し効果も抜群にあります。
但し、いずれもこのシェードタイプは特に風にあおられやすく、金具などを損傷する可能性もあるので、風が強くなりそうになったら撤収するようにしてくださいね。
2.自立式タープ(テント)
引用元:青山ガーデン EGプッシュテント
骨組みを伸長させ、四つ足で自立した屋根部に日除け布を固定するタープです。
キャンプやバーベキューをグループでやる場合に、誰かが持ってくるあのタイプです笑。
完成時の見た目よりも設置が驚くほど簡単で、収納時も大きめのゴルフバッグくらいなので置き場にもあまり困りません。たいてい収納バッグがついているので収まりもGOOD。
なにしろ、自立してくれるので安心感・安定感が違います。
窓際に寄せればお部屋からサッと屋根の下へ入れますし、またお庭の中心部でもお子様の遊びの拠点になったりと活躍してくれます。
お家でもレジャーでも色々なシーンで使えるので、個人的には一番おすすめのタイプです。
3.パラソル
お庭を作ったらパラソルを立てて、チェアに腰掛けてアイスレモンティーをストローで。。。
そんな憧れを抱いている方は多いでしょう(私です笑)。
もはやお庭の情景として定番のパラソル。まずはとりあえず日除けを・・・という場合は種類も豊富なので一番手軽なアイテムかもしれません。
但し注意も必要です。大型のタイプですと、それを支えるための土台が非常に大きく重く手軽に移動できない(定位置が基本)、そしてパラソル本体も長くて重いのでオフシーズンの収納場所に困る、というケースが多く見られます。
ご購入前に、そのあたりをイメージしてよく検討されることをおすすめします。
4.お庭の日除けにはメリットいっぱい
お庭の日除けはお庭の中や周囲に様々なメリットをもたらします。
ご負担の少ない、上記に挙げたような気軽な方法を、一度お試しただくのがおすすめですよ。
<お庭の日除け メリット>
①陰を作り暑さを和らげてくれて、お庭での居心地がよくなる。(ヒトの居場所を作ってくれる)
②窓際に日除けをすれば、室内温度の上昇も抑えてくれる。
③日除け面を工夫することで、目隠しにもなる(お子様のプールなどに良い)。
④デザイン・配置によってはお庭に素敵な情景を作ってくれる。
⑤光と陰が、お庭に奥行き感や立体感をもたらす。
5.まとめ
この記事では、以下の点についてご覧いただきました。
1.気軽に取り入れられる、お庭の日除け方法3選
2.お庭の日除け、そのメリット5つ
いかがでしたか?
お庭の日除けは、暑い日差しを除けるのが当然メインではありますが、居心地や情景を考えることで選び方も変わってくるのがお分かりいただけたのではないでしょうか。
今回は、手軽な方法だけをご紹介しましたが、次の機会には本格的な工事でよりしっかりした、また付加価値の高い方法についてお伝えしたいと思います。
無理せず、暑い夏もお庭を楽しめるよう色々工夫してみてくださいね。
お庭づくりの施工事例はこちらをご参照下さい「施工事例のページ」
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